「ちょいぷれ工場」一周年です!

夢をかなえるお店

夢をかなえるお店

こんにちは、ちょいぷれ工場店長のしぃです。
今日はお店をすることになった経緯を少し語ろうかなと思います。
いえ、語ることなんてあんまないんですけど、自分用の備忘録として。

ここを見てくださる皆さんは知っている方も多いかと思いますが、わたしは結構長い間ぬいぐるみ作家として活動しています。
あえて何年とかいいませんが、ゆるっと想像してください~。
最初は今とは別の屋号で毛糸を使ったあみぐるみの制作、55pupを名乗ってからは生地を使って、今はくつしたをメイン素材に、ゆるぎなくぬいぐるみばかり作っております。

制作を始めた頃から考えていたことは「このままずっと制作を続けていくにはどうすればいいんだろう」ということでした。
プロとしてのお仕事があまりないぬいぐるみ作家なので、なかなか趣味の延長の域をでないのが悩みでした。(結構今もそうだったりします)
そんななかで、お店という制作の拠点を持つことが漠然とした目標になりました。

もともとネガティブ思考で行動が遅いわたし、物件探しを始めてから8年!
なんということでしょう(笑)その分住んでた賃貸の家賃ためてたら、今のお家買えてたよ~~~!

頭の中で納得してからでないと行動できない性分、そして何でも一人でやろうとする短所……。
やっと今のお家と巡り合えたのは昨年の夏、あと1件見てダメならもう諦めて実家に帰ろうと思っていた時でした。

何かしらの縁ってやっぱり存在する?
思い込みや言い訳かもしれないけど……それでもやっぱり今の物件は超気に入ってます。
歴史なんてないしオシャレさもゼロ!だけどなんか懐かしくて、ボロボロさも不便さも全部なんか笑える。まるで近所のおもろい親戚の家みたいな感じです。

↓改装前の倉庫スペース。奥に一部屋あって初見からここお店になる!とピンときました。

向かって左側の壁。8年間で広がりまくったポップなお店の妄想は狭さで粉々に。そして新たに湧いてきたのが「工場」のイメージでした。

入り口右側。めっちゃ気に入って買ったポストで店舗の差し色のイメージ決定しました。

閉所恐怖症のわたしは電灯つくまで入れなかった洞窟……まあまあ広くて便利なバックヤードになってます。

右側には見た人100%「これ何?」と聞く骨董品ナショナル製温水器(現役)が!カーテンで隠してるので見たい方はお店で確認してください。
そして奥のワークショップスペースになっている場所には、不動産屋さんがリフォーム時によかれと付けてくれたまっさらな扉が!(速攻壊しました)もったいないことすんなとえべっさんおこらないでね。

お向かいは今は更地とコインパーキング。いつかマンションが建つかも知れませんがその時はその時だ!

場所を決定してから店舗のイメージを固めて資料集め。イメージ画を描いてデザイナーさんに渡したのがこちら。最初は天井を空色に塗ろうと思ってたのでした。やらなくてよかった……

店舗設計のデザイナーさんは近くのギャラリーcoccinelleのオーナーさんに紹介していただきました。
とても丁寧に何度も何度も話を聞いて図面を直してくださり、古い家の不具合も上手いこと修繕してもらって大満足!
最近は内装を自分たちでやる人も多いと聞きますが、わたしは木工が超苦手でおまけにうっかりもの(下手したら大けがしかねない)なので自粛。
雇用を生んでいるのだと胸をはります(なんのこっちゃ)

店舗の工事の様子は次回紹介します~

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